読書記録|コモンズ/ローレンス・レッシグ

コモンズ

コモンズ

アメリカにおけるネット創世記の話と、コードによる憲法、刑法民法を超えた著作物(特にソフトウェア)の過剰な(既得権益保持者のための)保護、さらに"コードを保護するコード"を保護する法に対する批評などが面白かった。あと特許法の、特定の発明とその発展を左右する(多くの場合妨げる)面が示されていて、新しい視点を持たせてくれる。

CODE,コモンズ,FreeCulture,CODE2.0の四部作かと思って読み始めたが、それぞれその発行された時期のネット事情を踏まえて書き換えてあることが大半で内容の重複が多いようなので、つぎはCODE2.0を読もうかと思う。